ウサギの肝葉捻転
今回は、肝臓が捻じれてしまったウサギさんのご紹介です。
この子は前日から食欲が無くなった為、夜間救急を受診後当院に来院されました。
検査をしたところ、肝臓が捻じれている可能性が高い為、当日に緊急手術を行いました。
全身麻酔をかけてお腹を開けると、壊死した肝臓が見つかりました。

捻じれた部分から肝臓を摘出、手術は無事終了しました。

取り出した肝臓は赤黒く変色し、全体の壊死が確認されました。
術後の経過は良好で、2週間ほどで貧血や肝障害は正常まで回復しました。

肝葉捻転は、近年とても報告が増えている疾患ではありますが、症状が鬱滞と似ている為気を付けていないと見逃されてしまいます。
また、なるべく早い手術が必要になる病気でもありますので、いつもと違う様子があれば早めにしっかりとした検査を行うことをお勧めいたします。
2026年01月31日 18:38
