京都市伏見区京町 エキゾチックアニマルの専門病院 京都小動物クリニック

2025年1月オープン ウサギ、トリ、爬虫類を中心としたエキゾチックアニマルの専門病院

お知らせ

ウロコインコのそのう​壊死

今回は、そのうが壊死してしまったウロコインコさんのご紹介です。
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この子は呼吸器感染症で治療中に、そのうの壊死が発覚しました。
そのうは全体が黒く変色、一部皮膚も弱っていました。
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幸いこれ以上酷くなることはなく、お薬での治療で1週間後には瘡蓋になってくれました。
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さらに1週間後には傷は綺麗に修復されました。
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ヒナの挿し餌でのトラブルは時々遭遇しますが、そのうの炎症が強いと命に関わることも少なくありません。
少しでもおかしいと感じた場合は、早めにご相談ください。
2026年04月27日 22:58

セキセイインコの卵管内肉芽腫

今回は、お腹の中に残った卵の素材が腫瘤(肉芽腫)を形成したセキセイインコさんのご紹介です。
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この子は、3ヶ月前からお腹が腫れているとのことで来院されました。
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検査の結果、生殖器の病気である可能性が高かった為内科治療を開始しましたが、お腹の膨らみは少しづつ悪化してきました。
そこで、外科的に摘出を試みることになりました。
全身麻酔をかけてお腹を開けると、膨らんだ卵管が確認できました。
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中からは卵の素材を巻き込んだ腫瘤が出てきました。
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卵管を全て摘出し、手術は終了となりました。
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病理組織学的検査の結果、卵管の中あったのは「卵材と反応性の肉芽腫」であるとの診断でした。
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発情で起こるトラブルは卵詰まりだけではなく、中にはこのようにデキモノが出来てしまう場合もあります。
鳥さんの発情でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
2026年03月03日 16:25

オカメインコのそ嚢内異物

今回はおもちゃの繊維がそ嚢に溜まってしまったオカメインコさんのご紹介です。
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この子は吐き気があるということで来院されました。
身体検査をしていると、そ嚢の中に柔らかい塊があるのを発見。検査で異物の可能性が高いことが分かりました。
全身麻酔をかけてそ嚢を切開、異物の摘出を行いました。
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出てきた異物は、繊維が絡んで塊になった物でした。
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その後の経過も特に問題なく、術後も食欲元気は良好でした。
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鳥さんは首元のそ嚢にご飯を溜める為、その中で繊維が絡まると大きくなったり腐ったりする可能性があります。
玩具をよく齧ってしまう子は、定期的なそ嚢のチェックもお勧めいたします。
2026年01月31日 10:35

コザクラインコのクリプトスポリジウム症

今回は、定期健康診断で来院したコザクラインコさんの症例をご紹介します。

飼い主さんによると「特に症状はない」とのことでしたが、小鳥は体が小さく、病気が進行しても外から気づきにくいことがあります。
そのため、当院では健康診断でも便検査や体格チェックを丁寧に行っています。

今回の子は体重も安定しており、外見上はとても元気でした。
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しかし糞便の特殊染色検査で、クリプトスポリジウムという原虫が検出されました。
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クリプトスポリジウムは、症状がほとんど出ない“キャリア状態”でも存在することがあり、ストレスや免疫力の低下をきっかけに急に下痢や体重減少を引き起こすことがあります。
よって早期発見がとても大切なのですが、この寄生虫はとても小さく発見が困難な為、複数回の便検査が推奨されます。

予防としてはケージの熱湯消毒が効果的で、床材のこまめな交換や、餌入れ・水入れの洗浄も重要になります。

クリプトスポリジウムは特効薬が乏しい寄生虫ですが、症状が出る前に見つけて環境管理と予防を徹底することで、健康を長く保つことができます

小鳥さんは不調を隠すことが多いため、症状がなくても
・定期的な便検査
・体重チェック
が病気の早期発見にとても役立ちます。

いつもと同じように見えても、健康診断で新しい発見があることがあります。
気になることがあればお気軽にご相談ください。

 

2025年11月16日 17:52

マメルリハの卵管蓄卵材症

鳥さんや爬虫類さんなど、卵を産む子達は「卵詰まり」を起こすことは有名かと思います。
しかし、詰まるのは綺麗な形をした卵だけではなく、卵の素材(卵材)の場合もあります。
これを「卵管蓄卵材症」と呼びます。
今回は、卵材でお腹が苦しくなってしまい、手術が必要になったマメルリハさんのご紹介です。
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この子は、吐き気と排便の停止があり来院されました。
お腹がポッコリ出ていて、レントゲン検査でお腹の中に何かあることが分かりました。
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全身麻酔をかけてお腹を開けると、卵管の中に大きな卵材が詰まってお腹を圧迫していることが分かりました。
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溜まっていた卵材と卵管を摘出し、手術は終了となりました。
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お腹に溜まった卵材は、あまり悪さをしないこともあるため発見が遅れてしまいがちです。
元気がなくなる、羽をふくらませてじっとしている、お腹がぽっこりふくらんで見える、呼吸が荒い、便が出にくい…こんなサインが出たら要注意です。
「なんだかいつもと違うな?」と感じたら、早めに病院で相談してあげてくださいね。
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※術後は元気に威嚇してくるようになりました。決して強く噛んではこないところがとても可愛いですね。
2025年08月20日 17:49

ブンチョウの下部呼吸器疾患

冬季や梅雨時期は気温・湿度・気圧変化等により呼吸器の病気が増えます。
鳥さんは特に呼吸器は複雑で、肺の他に気嚢という空気を含む袋をたくさん持っており、フイゴ呼吸と呼ばれる特殊な呼吸を行います。
これは酸素循環能を高めるというメリットがありますが、細菌や真菌(カビ)等による感染に非常に弱いというデメリットも持っています。
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こちらの文鳥さんはチアノーゼ(嘴が青黒い)を起こしており、体を揺らして呼吸をしていました。
このようにくしゃみや鼻水、鼻詰まり等の鼻炎に始まり、呼吸時に体(尾)が揺れる、声が変わる、声が出ない、呼吸時に音が鳴る、嘴やアイリング・脚の色が青黒くなる、口を開けて呼吸をする、上を向いて呼吸をする等の症状は、肺炎や気嚢炎等を引き起こしている可能性があります。
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呼吸が改善すると、普段通りのピンク色に戻ってくれました。
鳥さんの呼吸器疾患は救命率が低く、命に直結する非常に怖い病気です。
上記の症状等が見られた際には、急いで病院を受診するようにしてください。
2025年06月20日 09:55

コザクラインコの両脚骨折

脚から出血し起立不能となったコザクラインコさんが来院されました。
右の趾は1本欠損しており、またレントゲン検査にて右の足根中足骨及び左の大腿骨が折れていることが確認されました。
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特に大腿骨は変位が酷く、このままでは自力での歩行は難しいと考えられました。
よって、全身麻酔をかけ、骨の中にピンを入れて固定を行う手術(ピンニング術)を実施しました。
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手術とリハビリを無事に乗り越え、1ヶ月後にはきちんと枝に掴まることができるところまで回復してくれました。
今回は発見から手術までの時間も短く、若い子であったため回復も非常にスムーズでした。
再発の無いよう元気に暮らしてくれることを願っています。
2025年05月30日 16:32

京都小動物クリニック

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