京都市伏見区京町 エキゾチックアニマルの専門病院 京都小動物クリニック

2025年1月オープン ウサギ、トリ、爬虫類を中心としたエキゾチックアニマルの専門病院

お知らせ

ウサギの前胸部腫瘤(リンパ腫)

多くの小動物は弱っていることを隠そうとする傾向があります。
その為、飼い主様が病気に気づいた頃にはかなり進行してしまっている、ということも珍しくありません。
今回は、健康診断で胸の中に腫瘍ができていることが発覚したウサギさんのご紹介です。
高齢になってきている為全身の検査を実施したところ、レントゲン検査で心臓陰影の拡大を確認しました。
マルヤマ ヒヨリ ネザーランドドワーフ=丸山 ひより ネザーランドドワーフ - 2025_07_08 10_26_24 - RadiAnt DICOM Viewer 2024.1 (64-bit
超音波検査を行ったところ、心臓が大きいのではなく、心臓のすぐ横に腫瘍ができていることが発覚しました。
追加検査でリンパ腫の疑いと診断されたため、治療を開始することとなりました。
マルヤマ ヒヨリ ネザーランドドワーフ=丸山 ひより ネザーランドドワーフ - 2025_07_08 10_26_24 - RadiAnt DICOM Viewer 2024.1 (64-bit
幸い、治療に対する反応は良好で、1ヶ月後には腫瘍は確認できないレベルまで小さくなってくれました。
今後も経過は要注意ではありますが、症状が出る前に治療ができたのは飼い主様の熱心な飼育の賜物だと思います。
身体の中の異常はなかなか早期発見が難しい為、定期的な健康診断がおすすめです。
2025年08月20日 16:38

ウサギの子宮静脈瘤

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寒暖差の激しい季節になってきました。
暖かさに油断して動物さん達が冷えないよう、今一度お家の温度を見直してあげてください。

今回は子宮疾患のウサギさんのご紹介です。
この子は子宮からの出血が止まらず、ヘマトクリット値(血液の濃さ)が9%まで低下(通常30~50%程度)。
年齢はまだ1歳3か月ほどでした。
ヘマトクリット値が10%を切るとかなり厳しい戦いになると言われている為、すぐに緊急手術を実施しました。
幸い、無事手術を乗り越えて元気になってくれました。
子宮は病理検査の結果、「子宮静脈瘤」との診断でした。

ウサギさんの子宮の疾患には非常によく遭遇し、またその多くは命に関わる問題となります。
予防の為には、避妊手術を行うことが推奨されています。
女の子のウサギさんを飼育される際には、ぜひ避妊手術を検討してあげてください。
2025年03月18日 10:43

京都小動物クリニック

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